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春のローズフェスティバル開催中のぎふワールド・ローズガーデンを満喫!バラの香りに包まれ、ベルサイユのばらシリーズを探した旅

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今回、岐阜県可児市にある日本最大級のバラ園ぎふワールド・ローズガーデンにて開催中の春のローズフェスティバルに行ってきました。

2万株ものバラが咲き誇る圧巻の景色、バラの香りに包まれて癒されるひととき、そしてベルサイユのばらシリーズ探しに奮闘。

今回の体験の模様をレポートしていこうと思います。

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ぎふワールド・ローズガーデンって?

ぎふワールド・ローズガーデンは、岐阜県可児市にある日本最大級のバラ園です。

約80ヘクタールの広大な敷地に、6,000種2万株ものバラが植えられています。

春、夏、秋、冬と季節ごとに異なる植物を楽しむことができ、年間を通して多くの観光客が訪れる人気スポットです。

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春のローズフェスティバルを満喫

今回私が訪れたのは、5月中旬から開催されている春のローズフェスティバル期間中でした。

バラが見頃を迎えるこの季節は、園内全体がバラで埋め尽くされ、まさに圧巻の美しさです。

ウェルカムガーデンがお出迎え

西ゲートから入園してまず見えてくるのがウェルカムガーデン。

17品種5,500株ものバラが咲き誇り、まるでバラの絨毯のようでした。

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香りの庭でバラの香りに包まれる至福のひととき

春のローズフェスティバル期間中は、バラの香りが園内全体に漂います。

甘い香りに包まれて、心身ともにリラックスできる至福のひとときを過ごすことができました。

特に、香りの庭は、バラの香りの違いを体感できるこの時期おすすめのスポットです。

実際にどのような香りがあったのか、以下、写真とともに紹介します。

ダマスク・クラシック

香料として古くから利用されている、いわゆる古典的なバラの香り。

ダマスク・ローズの強い甘さと、ロサ・ガリカの華やかさを併せもつ。

バラの香りといえばもとはこれを指すのだそう。

一緒に写っているバラは「スーヴニール ドゥ ラ マルメゾン」という品種です。

ダマスク・モダン

ダマスク・クラシックの香りを受け継ぎながら、香り立ちは強く、より情熱的で洗練された香り。

王道のバラの香りでした。

一緒に写っているバラは「ミスター リンカーン」という品種です。

ティー

ダマスク系の甘い香りとは全く異なる特有の香り成分をもつ、上品で優雅な香り。

現代バラの多くはこのタイプの香りを含んでいる。

なじみのあるバラの香りで、個人的には最も好みでした。

それにしても、バラの香りを紅茶に例え、紅茶の香りを花に例えるのは、一体どういうことなんでしょう?

一緒に写っているバラは「レディ ヒリンドン」という品種です。

フルーティー

ダマスク系の香りとティー系の香りが混在した香り。

それら成分のわずかな違いにより、桃やリンゴなど様々な果物の香りを想起させる。

華やかな香りでした。

一緒に写っているバラは「ダブル ディライト」という品種です。

スパイシー

ダマスク・クラシックの香りを基調としながらも、丁字(クローブ)様の香りが混在した、スパイシーな香りが特徴。

バラの香りに混じってスパイスの香りも感じました。

一緒に写っているバラは「プランセス シビア ドゥ ルクセンブルグ」という品種です。

ブルー

ダマスク・モダンとティーの香り成分が混在した、他にはない独特の香り。

青バラと呼ばれる紫や藤色をした品種のほとんどがこの香りをもつ。

青バラに似合う、すっきりとした爽やかな香りでした。

一緒に写っているバラは「夜来香(イエライシャン)」という品種です。

アニス

ダマスクやティーにアニス様の香りが混在したもの。

ミルラの香りとも表現される。

アニス様の香りはフェンネルに由来し、ほろ苦みのある、やや薬臭い感じ。

優しい甘さを感じる香りでした。

一緒に写っているバラは「パーディタ」という品種です。

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バラのトンネルをくぐり抜け

園内には、バラのトンネルがいくつもあります。

トンネルをくぐり抜けると、まるでバラの世界に入ったような気分になります。

私も、いくつかのバラのトンネルをくぐり抜け、非日常感を味わいました。

写真のバラは「マリー・ヘンリエッテ」という品種です。

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ローズテラスとバラ回廊でベルサイユのばらシリーズを発見

続いて、ローズテラスとバラ回廊へ。

ここは色とりどりのバラが咲き誇るエリアで、323mも続くバラのトンネルも楽しめます。

このなかには、フランスのメイアン社が開発し、京成バラ園芸株式会社が販売しているベルサイユのばらシリーズもあるとのこと。

せっかくなので探してみることにしました。

しかし、ベルサイユのばらシリーズはまとめて植えられているわけではなかったため、見つけるのに大苦戦!

ましてバラが咲いていない時期に看板の名前だけですべてを見つけるのは至難の業でしょう。

そのため、ぎふワールド・ローズガーデンにてベルサイユのばらシリーズを見てみたいという方は、バラが見頃を迎える春のローズフェスティバル開催期間中に来園することを強くおすすめします。

では、以下、ここで見つけたベルサイユのばらシリーズを写真とともに紹介します。

オスカル フランソワ

中央の白バラが集中しているエリアで発見。

看板と花を一緒に撮るのが難しかったので写真が2枚に分かれてしまいました。

真っ白できれいなバラでした。

王妃アントワネット

ベルサイユのばらシリーズのなかで、このバラだけ外周に植えられていました。

ちなみに、「マリー アントワネット」という品種のバラも植えられているのでお間違えなく。

「王妃アントワネット」は濃いピンクのバラです。

アンドレ グランディエ

中央の黄色いバラが集中しているエリアで発見。

優しい黄色のバラでした。

フェルゼン伯爵

写真右手前の紫色のバラが「フェルゼン伯爵」です。

中央のピンク~紫色のバラが集中しているエリアにありました。

ロザリー ラモリエール

中央のピンク色のバラが集中しているエリアで発見。

ブーケのように咲いている姿がかわいらしかったです。

ベルサイユのばら

中央の赤いバラが集中しているエリアで発見。

アップの写真も撮ってみました。

情熱の赤、といった感じのバラです。

番外編

ベルサイユのばらシリーズを探している途中で「花の道タカラヅカ」というバラも見つけたので写真を撮っておきました。

一般的なイメージのバラとは花の形が違いますが、このようなタイプもあるんですね。

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地上45mの天空cafe Flower TOWERで期間限定ランチを堪能

ぎふワールド・ローズガーデンはグルメスポットも豊富。

今回は、4月下旬から春のローズフェスティバルが終了する6月上旬までの間、花のタワーに期間限定でオープンするレストラン、Flower TOWERでお昼を食べることにしました。

花のタワーは高さが45mもある展望タワーで、入り口からエレベーターに乗って屋上デッキまで上がります。

この日は休日でお昼時でもあったので、レストランに行く人と屋上デッキに行く人とでエレベーターに長蛇の列が。

レストランも混雑しているのではと心配しましたが、いざ着いてみると席には余裕があり、並ぶことなく入れました。

レストランはセルフ式で、最初に注文カウンターで料理を注文し、支払いも済ませます。

フードメニューとしては、可児市で人気の肉屋「ひぐち」の飛騨牛を使用したローストビーフ丼やスパイスカレーなどがあり、どれもエディブルフラワー(食べられる花)が添えられていて色鮮やか。

すべてセットでドリンクとヨーグルトが付きます。

デザートメニューは、生絞りのバラモンブランがおすすめされていました。

岐阜県産のバラのペーストを使用したモンブランで、シェアして食べている人が多かった印象です。

私は絶品ねぎトロ丼のセットを注文しました。

注文・支払いを済ませるとブザーを渡され、好きな席に座ります。

窓からは遠くの景色まで見渡せて、開放的な雰囲気。

受け取りカウンターの近くにセルフ式のフリードリンクサーバーがあり、水・お湯・お茶(ホット)が自由に飲めるようになっていました。

カトラリーやお手拭きもそろっていて、必要な分だけ自分で取っていきます。

ブザーが鳴り、受け取った絶品ねぎトロ丼がこちら!

丼に散りばめられたお花がとっても華やか!

刻みのりもたっぷりで、醤油がご飯にしっかり染みていて美味しかったです。

エディブルフラワーは食べるとほんのり良い香りが鼻に抜けます。

セットのヨーグルトはいちごジャムかと思いきや、なんとバラのジャム!

ここにもバラの花びらが入っていました。

最後までお花で楽しませてくれるランチでした。

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ミュゼ・ド・フルールでお土産探し

園内を満喫したら、最後にお土産探しを。

花のミュージアムにあるショップ、ミュゼ・ド・フルールに訪れてみました。

ここでは、バラを使ったお菓子や

花柄の雑貨など

さまざまなアイテムがそろっています。

自分用に買っていくもよし、誰かへのプレゼントに買っていくもよし。

私は記念にポストカードを購入しました。

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ぎふワールド・ローズガーデンを訪れる際の注意点

最後に、ぎふワールド・ローズガーデンを訪れる際に注意しておきたいポイントをまとめておきます。

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チケット

入園チケット料金は開花状況による変動制です。

入園前に公式ホームページにて料金の確認をすることをおすすめします。

なお、高校生以下と障害者手帳等の交付を受けている方および介助者1名は無料で入園できます。

また、事前にWEB上でのチケット購入も可能です。

クレジットカードとPayPayに対応しています。

さらに、年間パスポートもあるので、複数回訪れる方は購入してみてはいかがでしょうか。

購入日より1年間有効で、料金は3,000円です。

春のローズフェスティバル期間中を含む入園料金が最も高いときで大人1人1,050円なので、3回ほど来園すれば元が取れてしまいます。

しかも、レストランやショップで割引やノベルティのプレゼントといった特典も受けられますよ。

私も今回年間パスポートを購入し、レストランで提示したところ、入浴剤がもらえました。

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駐車場・アクセス

駐車場は無料です。

東駐車場と西駐車場の2ヵ所ありますが、一年中利用できるのは西駐車場です。

東駐車場は4月から春のローズフェスティバル開催期間中のみの開放となっていますのでご注意ください。

また、春のローズフェスティバス期間中の5月週末は大変な混雑が予想されるため、トイファクトリーの丘に臨時駐車場ができます。

一方、電車を利用する方は可児駅からバスが出ています。

土日祝日は明智駅からもバスが出るので、利用してみてはいかがでしょうか。

ぎふワールド・ローズガーデンは週末ならどの季節でも混みやすいですが、春のローズフェスティバル期間中の週末は特に混雑します。

時間に余裕を持って訪れることをおすすめします。

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服装

ぎふワールド・ローズガーデンは主に外を歩くスポットです。

しかも園内はバンテリンドームナゴヤ約17個分もの広さ。

日差しが強いので、帽子や日焼け止めを持参しましょう。

また、アップダウンもあるため、歩きやすい靴で行くことをおすすめします。

暑い時期には水分補給もお忘れなく。

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岐阜で出会った絶景バラ園

春のローズフェスティバル期間中のぎふワールド・ローズガーデンは、2万株ものバラが咲き誇る、バラ好きにはたまらない絶景スポットです。

バラの香りに包まれて癒される香りの庭、バラのトンネルくぐり、そして念願のベルサイユのばらシリーズ探し。

美しいバラを眺めながら、優雅なひとときを過ごせました。

園内にはレストランやショップも充実しているので、一日中楽しめます。

ぜひ、あなたもバラが満開の季節にぎふワールド・ローズガーデンを訪れてみてはいかがでしょうか。


運営者
かなづち

国立大学にて日本文学を専攻。
一般企業に就職したのち、フリーランスのWebライターに転身。
クラウドソーシングサイトを通じて、大手出版社が運営する本のポータルサイトに書籍レビュー記事を投稿した経験を活かし、2019年に書籍・情報サイト「いかけや日記」を開設。
2020年頃、宝塚歌劇団のファンに。
舞台の原作本を読む機会が増えたことから、2024年、「いかけや日記」を宝塚原作本の紹介を中心としたサイトへとリニューアル。
なお、読書スピードは超スロー。

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