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刀の鍔をかたどった和菓子「きんつば」!お取り寄せできる名店や地方の“きんつば”も紹介

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あんこを使った和菓子と聞いて、あなたは何を思い浮かべるでしょうか。

饅頭、大福、ようかん、どら焼き、たい焼き、最中…。

そのうちのひとつにきんつばがあります。

ほかの和菓子に比べればあまり目立たない存在かもしれませんが、皮が薄いのであんこの美味しさをしっかり味わえる和菓子なのです。

この記事では、そんなきんつばの名前の由来や発祥、オンラインで購入できる老舗和菓子店のきんつば、お取り寄せ時の注意点、そして一部地域に存在するちょっと変わった「きんつば」を紹介します。

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きんつばとは

きんつばとは、粒あんと寒天を混ぜたあんに、小麦粉を溶いた薄い生地をつけて焼いた和菓子です。

漢字では「金鍔」と書き、「鍔」は日本刀の持ち手部分と矢先をつなぎ、さやに収めるときの留め具部分のことを指します。

もともとは江戸時代に京都や大阪で誕生した「銀鍔」というお菓子がそのルーツだといわれています。

銀鍔は米粉の皮であんを包み、丸くて平たい形に焼いたお菓子。

白い焼き色と丸い形が刀の鍔に似ていたことから「銀鍔」と呼ばれていたそうです。

その後、江戸に伝わった際に米粉ではなく小麦粉が使われるようになり、「金鍔」へ名前が変わりました。

その理由には、小麦粉の焼き色が金色だったから、銀より金の方が縁起がいいから、上方の貨幣制度が銀本位制だったのに対し、江戸は金本位制だったからなど、諸説あります。

その後きんつばは、江戸で「流石武士の子 金鍔を 食べたがり」「年期増しても食べたいものは 土手のきんつば さつまいも」といった川柳や流行歌が詠われるほど人気のお菓子になったそうです。

近年では粒あんだけではなく、さつまいもや栗など、さまざまなあんを使用したバリエーション豊かなきんつばが登場しています。

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お取り寄せできる老舗のきんつば7選

きんつばは江戸時代からある日本の伝統的な和菓子。

今ではスーパーやコンビニでも購入可能ですが、せっかく食べるなら老舗和菓子店が作るこだわりのきんつばはいかがでしょうか。

お店が遠くて足を運べないという人でも大丈夫。

ここでは、オンラインショップから気軽にお取り寄せできる老舗のきんつばを厳選して紹介します。

自分用はもちろん、ちょっとした手土産や贈答用にもおすすめです。

【榮太樓總本舗】名代金鍔

榮太樓總本舗はもともと細田徳兵衛が1818年(文政元年)に江戸の九段坂に構えた「井筒屋」というお店が始まりです。

その後、徳兵衛のひ孫にあたる3代目細田安兵衛(幼名栄太郎)が日本橋の袂に屋台を開いてきんつばを売ったところ、「大きくて甘くて美味しい」と江戸中の評判になったそうです。

そして1857年(安政4年)、安兵衛は日本橋西河岸町に店舗を構えることとなり、屋号も自らの幼名「榮太樓」へと変更、現在に至っています。

なお、榮太樓總本舗の本店は今も安兵衛が店舗を構えた地である、日本橋西河岸にあります。

そんな榮太樓總本舗の原点ともいえる「名代金鍔」は、江戸時代から変わらない製法で作られた丸いきんつばです。

中が透けるほどにまで薄く伸ばした小麦粉の生地であんこを包み、「金鍔」の名前の由来である刀の鍔の丸い形に成型して黒ごまをトッピング、ごま油を引いた銅板で焼いています。

あんこに使用しているのは希少な北海道十勝産のエリモ小豆。

きんつばを作る際によく使用される寒天は一切入っていません。

皮が非常に薄いためしっとりと柔らかく、ごま油の香ばしい香りとともに、あんこの優しい甘さと小豆の食感が存分に味わえる、伝統的な江戸のきんつばです。

現役秘書が直接目利きをして選ぶ「接待の手土産セレクション2019」で特選を受賞しており、手土産としても人気があります。

また、榮太樓總本舗では、この「名代金鍔」ともうひとつ、季節限定のきんつばが販売されます。

春にはあんに刻んだ桜の葉を入れ、表面に塩漬けの桜をのせた「桜金鍔」、初夏には甘夏を白あんと合わせ、トッピングにも甘夏を使用しさっぱりとした酸味が感じられる「甘夏金鍔」、夏にはすりつぶした枝豆と白あんを合わせた「ずんだ金鍔」、秋には白あんに刻み栗を合わせ、トッピングに風味の良い金ごまを使用した「栗金鍔」、冬にはさつまいもと種子島産安納芋を混ぜ合わせたペーストを使用したあんに、皮を残したさつまいもダイスを入れて深みとコクを出した「芋金鍔」や、あんこに黒すりごまを練り込んで金ごまをトッピングした「ごま金鍔」が登場。

「名代金鍔」とのセット売りもあります。

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【本髙砂屋】元祖四角六方 薄皮高砂金鐔

本髙砂屋は1877年(明治10年)に神戸で創業した和菓子・洋菓子のお店です。

江戸で広まっていた丸いきんつばを改良し、初めて四角形にしたのがこのお店の創業者・杉田太吉だといわれています。

その後、成型のしやすさや生地のつけやすさから、四角い角きんつばがきんつばの主流になりました。

そんな角きんつばの元祖「髙砂きんつば」は、1897年(明治30年)から100年以上にわたって販売され、神戸名物としても知られる本髙砂屋の看板商品。

北海道産のエリモショウズの小豆と本髙砂屋オリジナルの小麦粉『金砂御明神』を使用し、職人がひとつひとつ手焼きして作っています。

本髙砂屋では、ほかにも「髙砂銀つば」という商品や季節限定のきんつばも販売しています。

「髙砂銀つば」は小豆の代わりにさつまいもをあんに使ったきんつばの商品名。

先にきんつばのルーツとして紹介した「銀鍔」とは異なります。

そして季節限定のきんつばには、桜の葉をあんに練り込んで桜色の生地で焼いた「髙砂きんつば 桜」、粒あんを抹茶入りの生地で焼いた「髙砂きんつば 抹茶」、粒あんに栗を合わせた「髙砂きんつば 栗」の3種類があります。

ただし、「髙砂きんつば」の消費期限はわずか2日。

オンラインショップでは取り扱いがなく、店舗でしか購入できません。

そこで、お取り寄せをしたい場合は、「髙砂きんつば」の食感・味・風味はそのままに日持ちのするきんつばに仕上げた「元祖四角六方 薄皮髙砂金鐔」がおすすめです。

賞味期限は30日間あります。

こちらも北海道産の小豆と『金砂御明神』を使用しており、薄皮かつ甘すぎない味で、小豆そのものの旨味と食感が感じられるきんつばです。

また、本髙砂屋には「髙砂金鍔」「髙砂銀鍔」という商品もあります。

これらは一般的なきんつばとは異なり、小麦粉の皮に包んで焼いていない、中身だけのきんつばです。

「髙砂金鍔」は北海道産のエリモ大粒小豆を使用した粒あん、「髙砂銀鍔」はさつまいもあんで、「髙砂きんつば」「髙砂銀つば」のあんの味わいと食感を再現しつつ、独自の包装技術により日持ちのするきんつばに仕上がっています。

賞味期限は「元祖四角六方 薄皮髙砂金鐔」よりもさらに長い60日間。

こちらも「髙砂きんつば」同様に、「髙砂金鍔 桜」「髙砂金鍔 抹茶」「髙砂金鍔 栗」の3種類の季節限定商品があります。

これらは本髙砂屋のオンラインショップから購入可能です。

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【浅草満願堂】うす皮芋きん

浅草満願堂は1886年(明治19年)創業の和菓子店。

看板商品は、江戸時代に浅草吉原にて「年期増しても食べたいものは 土手のきんつば さつまいも」と謳われ、花魁や太夫達の心を捉えたきんつばを再現した「芋きん」です。

あんこの代わりにさつまいもを使用したきんつばで、浅草名物として親しまれています。

もちろん、通常のあんこを使用したきんつば「江戸きんつば」もあります。

ただし、焼きたてにこだわる「芋きん」「江戸きんつば」の消費期限は24時間。

オンラインショップでは販売されていません。

そこで、お取り寄せをするなら、「芋きん」の食感・味・風味はそのままに日持ちのするよう工夫された「うす皮芋きん」がおすすめです。

賞味期限は30日間。

鹿児島県産のさつまいもを焼きいもにしてあんに使っており、皮も薄いため、あんのほくほく感と上品な甘さが存分に味わえます。

そのほか、「芋きん」のあんに栗を加えた「栗入り芋きん」も人気商品です。

こちらは本髙砂屋の「髙砂金鍔」と同様、小麦粉の皮に包まれていないきんつばで、特別な包装技術で60日間の賞味期限を実現しています。

さつまいもと栗の組み合わせにより、なめらかな口当たりと懐かしい美味しさが楽しめます。

ちなみに、店舗限定の「江戸きんつば」には、桜の葉をあんに練り込んだ「江戸きんつば 桜」、生地に抹茶を加えた「江戸きんつば 抹茶」、あんに栗を合わせた「江戸きんつば 栗」の3種類の季節限定商品があります。

消費期限はすべて24時間です。

また、店舗限定・季節限定商品として、暑い夏には「冷やし芋きん」「冷やし江戸きんつば」が販売されます。

どちらも小麦粉の皮がなく、冷やして食べるつるりとしたきんつばです。

消費期限はどちらも1日となっています。

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【中田屋】きんつば

「きんつば中田屋」「きんつばと言えば中田屋」と呼ばれる中田屋。

1936年(昭和9年)創業の和菓子店で、和菓子どころのひとつである金沢に店舗を構えています。

さまざまな加賀百万石の銘菓をそろえるなか、看板商品として売られているのが「きんつば」です。

北海道産の大納言小豆を使用しており、きんつばを割ったときに見える粒が大きく、艶やかなのが特徴です。

皮も薄焼きでほんのり感じられる塩味があんこの甘さを引き立てます。

シンプルだからこそ素材の魅力と職人の技が光る逸品です。

また、季節限定商品として、2月初旬~4月初旬には北海道産の白小豆を100%使用した白つぶあんに、桜の葉の塩漬けがかおる薄衣をまとわせ、八重桜の塩漬けを飾った「きんつば さくら」が、9月初旬~5月下旬には小豆の代わりに青えんどうを使用した「きんつば うぐいす」が、9月下旬からは石川県能登産の能登栗を使用し、こしあんで仕上げた「きんつば 毬栗」が販売されます。

さらに、2019年に創業85周年を迎えたことを記念して誕生した「ハローキティ きんつば」という変わり種もあります。

味はハローキティの好物のアップルパイをきんつばに仕立てた「きんつば あっぷるぱい」と、3種のベリーを使用した「きんつば みっくすべりー」の2種類。

それぞれりんごとリボンの焼印が押された、見た目もかわいいきんつばです。

これら季節限定商品や「ハローキティ きんつば」は、店舗や中田屋のオンラインショップで購入可能です。

このほかに、物産展や催事会場などにのみ登場する限定商品として、「きんつば 金とき」「きんつば くるみ」「きんつば 雛」があります。

「きんつば 金とき」は加賀野菜のひとつで甘みの強いさつまいも・五郎島金時を使用したきんつば。

「きんつば くるみ」はくるみをこしあんに合わせることでくるみの食感が引き立ちます。

そして「きんつば 雛ひよこ」はひよこ豆を使用したきんつばで、金沢弁で「こぼこぼ」とした食感が楽しめます。

どれもオンラインショップでは購入できないため、催事などで見つけたときにはぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。

また、きんつばではありませんが、中田屋には刀の鍔をかたどった「鍔もなか」という商品もあります。

「きんつば」と同じ北海道産の大納言小豆を使用しており、こだわりのあんこの美味しさが感じられる和菓子です。

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【皇居外苑】皇居外苑 きんつば

かつて江戸城がそびえていた皇居。

その前に広がる皇居前広場は、江戸時代には武家屋敷が立ち並び、「西の丸下」と呼ばれていた場所です。

その後、1949年(昭和24年)に国民公園として開放されました。

現在は誰でも無料で入れます。

そんな皇居外苑では、1614年(慶長19年)に二重構造の木橋だったことに由来する二重橋や、楠木正成公の騎馬像、桜田門外の変で有名な桜田門、そして江戸時代に「本丸大手門」と呼ばれ江戸城の正門だった大手門などを見ることができます。

江戸城はなくなってしまいましたが、今でも数々の城門や櫓、濠が残されており、歩いているだけで歴史を感じられる公園です。

そして、皇居外苑には、食事やショッピングを楽しめる「楠木レストハウス」という施設があります。

ここでは、江戸時代の食事を再現したお重や日本食伝統の一汁三菜形式の食事が楽しめます。

レストハウス内の売店に並ぶ商品も、和菓子や日本酒・焼酎、伝統工芸品が中心です。

「日本の伝統文化や東京らしさ」「素材や品質の良さ」がコンセプトの皇居外苑ブランドとして販売されています。

これらの商品は国民公園協会が監修しており、販売で得た監修料は皇居外苑の環境整備や公園整備などに役立てられているそうです。

そんな皇居外苑ブランド商品のひとつに「皇居外苑 きんつば」があります。

パッケージに菊がデザインされており、高級感があるのでお土産に最適です。

また、粒あんに栗を入れた「皇居外苑 栗きんつば」もあります。

皇居外苑のほか、羽田空港・成田空港でも販売されており、JALショッピングまたはYahoo!ショッピングからお取り寄せができます。

皇居外苑きんつばをYahoo!ショッピングからお取り寄せする(https://shopping.yahoo.co.jp/)
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【大江戸】大江戸きんつば

大江戸は、1948年(昭和23年)に国鉄を退職した齊藤祐氏が菓子販売を開業したことから始まる和菓子店です。

東京都足立区に自社工場を持っています。

看板商品は「大江戸きんつば」。

国立劇場や明治座、江戸東京博物館やスカイツリーなどでも販売されている、東京土産としても人気の品です。

DOKという北海道産で最高格付の小豆を100%使用し、「大江戸」の焼印が押されているのが特徴です。

「大江戸きんつば」には、このほかに「胡麻きんつば」「抹茶きんつば」「栗きんつば」というバリエーションがあり、セット売りもされています。

ちなみに、菓子業界において最高の名誉とされている全国菓子大博覧会にて、「大江戸きんつば」は総裁賞、「胡麻きんつば」は茶道家元賞、「抹茶きんつば」は中小企業庁長官賞、「栗きんつば」は名誉総裁賞を受賞と、すべての味で賞を総取りしています。

そのほか、季節限定商品として春には「桜きんつば」が、秋には「芋きんつば」が登場。

「芋きんつば」も全国菓子大博覧会の農林水産大臣賞を受賞しています。

さらに、大江戸とハローキティがコラボした「ハローキティ大江戸きんつば」という商品もあります。

味は「大江戸きんつば」と「抹茶きんつば」の2種類で、大江戸の焼印に加えハローキティの焼印も押されたかわいいきんつばです。

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【末広堂】砂糖を使わないおいしいきんつば

末広堂は1867年(慶応3年)創業の和菓子店。金沢の兼六園近くに店舗を構え、古くは能登の輪島市門前町にある総持寺祖院の御用達の流れを汲んでいる老舗です。

天皇・皇后両陛下献上菓子の「憩菊の露」や、全国菓子大博覧会で技術優秀賞を受賞した「金沢黄味しぐれ」、同じく全国菓子大博覧会で内閣総理大臣賞を受賞した「うすかわまんじゅう」など、さまざまな銘菓がそろいます。

もちろんきんつばもそのうちのひとつ。

末広堂の「砂糖を使わないおいしいきんつば」は第25回全国菓子大博覧会にて栄誉大賞を受賞した人気商品です。

あんこには北海道大納言小豆を使用。

その名の通り砂糖を一切使わず、体に優しい働きの還元麦芽糖水飴で仕上げているので、さっぱりとした上品な味わいになっています。

糖質が気になる人や甘さ控えめのきんつばを探している人におすすめです。

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きんつばをお取り寄せするときの注意点

きんつばは手土産や贈り物としても選ばれる品ですが、プレゼントとしてお取り寄せする場合にはいくつか気をつけたい点があります。

そのうちのひとつがきんつばの賞味期限です。

以下に、今回紹介したきんつばの賞味期限をまとめてみます。

店名商品名賞味期限
榮太樓總本舗名代金鍔15日間
本髙砂屋元祖四角六方
薄皮高砂金鍔
30日間
浅草満願堂うす皮芋きん30日間
中田屋きんつば冬季(10~5月末日)
気温18℃以下は14日間
夏季(6~9月末日)
気温18℃以上は10日間
皇居外苑皇居外苑 きんつば20日間
大江戸大江戸きんつば30日間
末広堂砂糖を使わない
おいしいきんつば
20日間

いくつかのお店が店舗限定で販売している、消費期限が1日程度しかない焼きたてのきんつばに比べれば、オンラインショップで買えるものはそれなりに日持ちします。

ただし、上記の期限は製造日から数えた賞味期限であり、注文してから届くまでに日数がかかる場合はもう少し短くなります。

また、きんつばはあんこがぎっしり詰まっていて食べ応えがあるため、一度にたくさん食べられるものではありません。

プレゼントする相手の人数やタイミングを考えて、食べるのが負担にならない量を贈るようにしましょう。

さらに日持ちが必要な場合は、本髙砂屋の「髙砂金鍔」や浅草満願堂の「栗入り芋きん」のような、小麦粉の生地で包まれていないタイプのきんつばがおすすめです。

これらはどちらも賞味期限が60日間あります。

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【番外編】地方の「きんつば」

一般的に「きんつば」といえば上記で紹介した和菓子を指します。

しかし、なかには少し変わったきんつばが存在している地域や、全く違う和菓子のことを「きんつば」と呼ぶ地域もあるようです。

ここでは番外編として、そんな地方の「きんつば」を紹介します。

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富山県の「きんつば」

もともと刀の鍔に似た丸い形だったきんつば。

富山県の一部地域には、当時の形をとどめた丸いきんつばを販売する和菓子店がたくさんあります。

ただし、榮太樓總本舗の名代金鍔とは違って、もっと生地が厚くなるように作られており、小麦粉とともに卵が使われることもあるそうです。

また、表面に刀の鍔のような模様をつけ、「けんつば(剣鍔)」として販売されているものもあります。

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福島県・茨城県・千葉県・新潟県一部地域の「きんつば」

一方、福島県会津エリア、千葉県南房総エリア、そして茨城県や新潟県の一部地域では、一般的に「今川焼き」「大判焼き」「回転焼き」と呼ばれる和菓子のことを「きんつば」と呼ぶそうです。

その由来はきんつばと同じく、形が刀の鍔のように丸くて色が金色だから。

ほかの地域の人にとってはあの和菓子を「きんつば」と呼ぶことに違和感を覚えるかもしれませんが、名前の由来を聞くと納得できるのではないでしょうか。

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武士の時代を感じられる和菓子

刀の鍔に似ていることからその名がつけられた和菓子・きんつば。

形や製法に変化があっても、伝統の味は途切れることなく受け継がれています。

特に老舗和菓子店のきんつばは、素材や製法にこだわっているのはもちろん、商品パッケージも上品で接待の手土産にも最適です。

あんこ・寒天・小麦粉というシンプルな素材で作られた優しい味わいは、日本刀を腰に差した武士が往来を歩き、商人がお菓子を手作りしては売っていた、江戸時代の風景を思い起こさせます。

そんな日本の歴史が感じられる粋な和菓子を、自分用や大切な人への贈り物として購入してみてはいかがでしょうか。


運営者
かなづち

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